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函館市がナラ枯れの情報提供を呼びかけ|10/1-10/30が重点調査期間、ミズナラ・コナラ・カシワが対象、連絡先は渡島総合振興局

函館市は2026年10月7日、ナラ枯れ被害に関する情報提供を市民に呼びかけました。北海道は、2026年10月1日(木)から10月30日(金)までを「ナラ枯れ被害重点調査期間」として、ナラ枯れの疑いがある木の情報提供を求めています。函館市の公式ページ「ナラ枯れ被害に関する情報提供のお願い」(2026年10月7日公開)をもとに、見分け方と連絡先をまとめました。

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ナラ枯れとは

ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが持ち運ぶ病原菌によって、ミズナラやカシワなどのナラ類が枯れてしまう伝染病です。北海道では、2023年に初めて被害が確認されました。市のページによると、ナラ枯れの被害木をそのままにしておくと、翌年にそこから新たな成虫が飛び出し、周辺のナラ類に被害が広がるおそれがあります。早期発見と初期対応が重要だとしています。

北海道庁の「ナラ枯れ被害について」のページでは、2023年10月に道南地域で初めて被害が確認され、2025年も道南地域で被害が確認されたと説明されています。

こんな症状が見られたら注意

  • 幹に、直径1.5mmから2.0mmほどの小さな穴が多数あいている
  • 幹の根元に、木くずや虫のふんが混ざった粉状のもの(フラス)がたまっている
  • 8月から9月ごろに、葉が赤褐色に変色して枯れている

被害を受ける可能性がある主な樹種

  • ミズナラ
  • コナラ
  • アカナラ
  • カシワ
  • クリ

市のページには、ブナ類は被害を受けないとされていると書かれています。北海道庁のページによると、本州では幹の太さが30cmを超える大きな木の被害が多い一方で、北海道では、幹の太さが30cm未満の比較的細い木でも被害を受けているとしています。

見つけたときの連絡先

ナラ枯れと思われる木を見かけたら、次のいずれかに連絡します。

  • 渡島総合振興局産業振興部林務課森林整備係: 0138-47-9472
  • 北海道水産林務部林務局森林整備課保護種苗係: 011-204-5507

市は、市民からの情報が、被害の早期把握と拡大防止につながるとしています。問い合わせは、函館市農林水産部農林整備課(電話 0138-21-3345)です。

北海道のナラ枯れの調べ方(道庁の説明)

  • 7月ごろ: カシナガの集合フェロモンを使ったトラップを設置し、生息範囲を調べる(生息調査)
  • 8月と11月ごろ: 被害監視区域を設定・変更する
  • 9月ごろ: 紅葉が始まる前に、ヘリコプターやドローンなどで上空から、葉が赤く枯れた木を確認する

道庁のページによると、2025年度は北海道内の11市町で2,001本のナラ枯れ被害木が確認されました。ナラ枯れの被害地域は、被害の発生状況に応じて変わります。被害地域に関する問い合わせは、北海道水産林務部林務局森林整備課のほか、渡島総合振興局産業振興部林務課、檜山振興局産業振興部林務課などです。

なぜ葉が赤くなって枯れるのか(道庁の説明)

北海道庁のページによると、カシナガがナラ類に穿入すると、カシナガが持ち込んだナラ菌の作用で道管が目詰まりし、通水障害が起きます。この結果、葉が赤く変色し、枯死に至ります。カシナガが穿入した木の根元には、木くずや糞の混合物(フラス)が堆積し、幹には穿入した痕跡が残ります。被害の拡大を防ぐには、被害木の内部で繁殖したカシナガが飛散しないように駆除することが重要だと、道は説明しています。カシナガは体長5mm程度の虫です。

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情報源

アイキャッチ写真: ミズナラの葉(健康な木の葉で、ナラ枯れの被害木ではありません。CC0)

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